最新ニュース 2014/1/20
『シリア反体制派が一転して和平会議不参加を示唆、イラン招請に反発』
シリア反体制派が一転して和平会議不参加を示唆、イラン招請に反発
シリア反体制派は20日、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長が22日にスイスで予定されている和平会議にイランを招請したことに対して、これを取り下げない場合は会議出席を撤回することを示唆した。
シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合」は18日、和平会議「ジュネーブ2」への出席を表明したが、2日と経たないうちに一転、出席を取りやめる可能性に言及した。
国民連合幹部はアルジャジーラTVの電話取材に応じ、潘事務総長がイランを招請したことに「驚いた」と述べ、「不合理であり、決して受け入れられない」と語った。
一方、これまでイランの出席に反対してきた米政府は、2012年6月に関係国会議で合意したシリア政権移行計画に対してイランが明確な支持を表明することを条件に、同国の出席を容認する考えを示唆している。