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アサド支持者

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  『一つの情報』

シリア国民の大半がアサド支持で反体制派はごく一部だと聞きましたが。

 政権側、反政府側共に捏造・誇張報道が多いし、反政府派を露骨に支援している欧米や湾岸アラブ諸国のメディアも信用できない…ということで、シリアを巡る正確な情報は掴みにくい状況です。

 ただ、シリアの有権者の半数以上がアサド政権を支持していることは、今年の2度の選挙と、(敵対している)カタールのアンケート結果で明らかです。シリア軍が空爆を実施したので、現在は少し支持率が下がっているとは言われていますが、欧米の報道のような、政府vs国民ではありません。

 また反政府派への国民の支持は非常に低く、1割程度だろうとはロシアの分析です。確かに先日UAEで行われたサッカーの試合でも、正式なシリア国旗を振って盛り上がっている人々に比べ、黒・白・緑の反政府派の旗を振る人は数える程度。フランクフルトやパリでのシリア人のデモも、政府支持者のデモの方が圧倒的に参加者が多い…
反政府派のテロ行為や誘拐、外国の介入に対する反発の現れでしょう。

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2013・8/26 ニュース

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  『化学兵器使用疑惑 現地調査許可アサド政権が声明

 内戦が続くシリアのアサド政権は25日、首都ダマスカス郊外で21日に化学兵器が使用された疑惑に関連し、国連調査団の現地調査を許可するとの声明を発表した。国営シリア・アラブ通信が伝えた。現場は反体制派の支配地域だが、既に反体制派は調査への協力を表明している。調査団はダマスカスに滞在しており、近く調査に着手するとみられる
         ずうう

 国連の調査対象地域は、政権との合意に基づき、北部アレッポなど3カ所に限定されていた。そのためケイン国連軍縮担当上級代表がシリア入りし、現地調査を求めて政権側と交渉していた

 反体制派によるとダマスカス郊外では25日も激しい戦闘が続いている。ロイター通信によると、アサド政権側は調査中の現場付近での停戦を約束したという。国連調査団は26日に毒ガス攻撃があったとされる地域に入る方向で準備を進めている

 ダマスカス郊外では21日朝に毒ガスによるとみられる攻撃があった。反体制派はアサド政権による攻撃だと非難。一方、政府軍は25日、ダマスカス郊外の反体制派の拠点で、化学兵器を製造するための原材料やガスマスクなどを押収したと発表し、「テロリストが化学兵器を使用した証拠だ」と非難した。政権側は反体制派を「テロリスト」と呼んでいる

国連事務総長が明らかに

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『シリア死者10万人超す

 武力衝突が続くシリア情勢をめぐって、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は25日、衝突が始まって以来の死者が10万人を超えたことを明らかにしました。
       国連事務総長
 「10万人を超える人が死亡し、数百万人が避難を余儀なくされている。この状況を終わらせなければいけない」(国連 潘基文事務総長)

 潘基文事務総長は25日、アメリカのケリー国務長官との面会の前にこのように述べ、アメリカやロシアが主導してスイスでの開催を目指しているシリア情勢に関する国際会議を早期に開催することが重要だと強調しました。
                                          シリア国民連合2

 また、ケリー長官はシリアの反体制派の主要組織「シリア国民連合」のジャルバ議長らと会談し、シリア情勢の対応について協議を行いました。面会の後、シリア国民連合は、ケリー長官に対して反体制派に対する軍事支援を早期に実行するよう求めたことを明らかにしています。
                          シリア国民連合

「TTP(パキスタン・タリバーン)」

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  『パキスタンのイスラム武装組織「パキスタン・タリバーン(TTP)」

今日2013・7/16のニュース

パキスタンのイスラム武装組織「パキスタン・タリバーン(TTP)」は16日までに、国際テロ組織アルカイダと共に、シリアの反体制派に援軍を送り込んでいることを明らかにした

TTPの幹部はCNNに対し、戦闘部隊の第一陣は既にシリアに到着し、シリア反体制派に協力するための拠点を設置したと語った。「シリアの同胞が必要とするあらゆる支援を提供する」としている。

別のTTP幹部によれば、これまでに120人の戦闘員がシリア入りし、週内にさらに150人の部隊を送り込む予定だという。

戦闘員はシリアにいるアルカイダ幹部の要請を受けて派遣したもので、シリアではアルカイダの指揮下に入るという。

TTP幹部はさらに、地元の支部に対してもシリアに行く意思のある戦闘員をスカウトするよう要請していると説明、多数の若者が志願していると主張した

ただしパキスタン国内にもまだ戦闘員が多数いて、同国内での作戦も継続すると話している


※イスラム武装組織「パキスタン・タリバーン(TTP)」
       タリバン1

 誕生
 ターリバーン側の主張によると、ムハンマド・オマルが20人の同志とともに始めたものだとされている。
またターリバーン隊士がイスラム教の聖書「クルアーン」を学んだ場所は、国境付近の難民キャンプの教員が整っていないムハンマド・オマルの開いた神学校であった
この神学校出身者が、結集時のターリバーン隊士になる。
                              タリバン2
彼らが蜂起したきっかけはムジャヒディーン軍閥が二人の少女を誘拐したことへの抗議活動であった。彼らは無事少女たちを解放し、この出来事から地元住民らから正義の味方としてあつかわれた

発展
 「アフガニスタン紛争 (1989年-2001年)」を参照。タリバン3

 内戦が続くアフガニスタンにおいて、ターリバーンは1994年頃から台頭し始めた。
彼らはマドラサと呼ばれるイスラム神学校の学生たちが中心であり、ターリバーンが快進撃を続け、軍閥を追い散らし、治安を安定させ秩序を回復するようになったので、住民たちは当初ターリバーンを歓迎した
当時、アフガン市民たちは、長年にわたる内戦とそれに伴う無法状態、軍閥たちによる暴行、略奪などにうんざりし、絶望感を抱いていたため、治安を回復するターリバーンの活躍に期待した。
 しかしその後、ターリバーンがイスラム教の戒律を極端に厳格に適用し、服装の規制、音楽や写真の禁止、娯楽の禁止、女子の教育の禁止などを強制していくにしたがって、住民たちはターリバーンに失望するようになった。
 1998年にターリバーンがマザーリシャリーフという町を制圧した際に、住民の大虐殺を行った。
特にハザーラ人を標的に虐殺を行った。これは、ターリバーンがパシュトゥン人からなり、パシュトゥーン民族運動の性格を併せ持つことを示すエピソードとなったと指摘されている
   
      タリバン4

アサド大統領 TV局インタビュー

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  『"勝利を確信"

 2013年5月30日 
 
シリアのアサド大統領は、レバノンのテレビ局のインタビューを受けた。

ロシアとの武器供与が話題に登る中、インタビューの最後に"我らは勝利を確信している"と発言した。

   インタビュー映像(字幕付き)

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