シリアのスポーツ
『砲撃で亡くなったユセフ・スレイマン選手』
シリアの首都ダマスカスのスタジアムで先月、若いサッカー選手が砲撃の犠牲になった。反アサド政権のデモが始まってから2年がたった。この間、テロや銃撃で殺されたシリアのアスリートらは約30人にのぼる。終わりの見えない内戦は、スポーツにも大きな影を落としている。
ダマスカス中心部の約7千人を収容するティシュリーン・スタジアム。選手らが泊まる宿舎の庭に直径1メートル、深さ約20センチの穴が開いていた。
2月20日昼、砲弾が着弾し、近くの部屋にいたユセフ・スレイマン選手(25)の命を奪った。「ガラスが首に刺さり部屋は血まみれだった」と職員。……
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