はじめに
『シリアを知ろう』
このブログを始めたのは、11月に『息をひそめて-シリア革命の真実-』の公演をやるからである。
『息をひそめて-シリア革命の真実-』
作/ゾウ・ラファティー 訳/霜 康司 演出/古城 十忍
出演/萩原流行・松田洋治・奧村洋治・関谷美香子 他
11月11日~17日 赤坂レッドシアター
『息をひそめて-シリア革命の真実-』は、ドキュメンタリー・シアターである。
ドキュメンタリー・シアターとは、関わっている人に実際に話を聞き、それを基に戯曲をつくり、基本役者がお客さんに語りかけるという技法である。つまり、『息をひそめて-シリア革命の真実-』は、混乱まっただ中のシリアを密かに旅し、実際にシリア内部にいる人達とコンタクトをとり、取材をした話に完全に基づいた戯曲であり、シリア内を経験している人達の生きた言葉を使った作品である。
「この作品をなぜ日本で上演するのか?シリアという他の国の話に興味・関心があるのか?この作品を見て何が伝わるのか?」
上演するにあたって、上演する側の自己満足になってしまうのではないか、それは避けたい、そういう公演にはしたくない、今・同じ時代に同じ地球で生きている人達に興味・関心をもってもらいたい、シリアという国で今起こっていることを知ってもらいたい、生きた言葉を感じてもらいたい
実際に取材に答えてくれた人達の生きた言葉を、生きた思いを伝えるものとして、少しでもシリアを知る手助けになればいいなという思いと、『息をひそめて-シリア革命の真実ー』を観てたくさん感じて欲しいという思いで、日々更新していきます。
カテゴリ分けをして、いろんな視点から書き込んでいきますので、気の向いた時に少しでも読んでいただけたら嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いします。