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2013・9/10

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  『ニュース

<シリア>化学兵器を国際監視下に 露外相が要請
9月9日(月)23時41分配信
   ロシア

 ロシアのラブロフ外相は9日、記者会見し、シリアのアサド政権に対し同国が保有する化学兵器を国際監視下に置くよう求めた。ケリー米国務長官が同日、シリアが来週までに化学兵器を放棄すれば攻撃を回避すると述べたことを受けたもので、軍事介入に反対するロシアがアサド政権の説得工作に乗り出した形だ。シリアのムアレム外相は提案を歓迎する立場を示した。ただ、アサド政権は化学兵器の保有を公式に認めておらず、実際に要請を受け入れるかどうかは不明だ。

 ラブロフ外相はシリアに対し、化学兵器の保管場所を国際監視下に置く▽化学兵器を破棄する▽化学兵器禁止条約に加盟する--ことを要請。これらの提案はモスクワで同日会談したシリアのムアレム外相に伝達された。

 ラブロフ外相は、「シリアの化学兵器を国際監視下に置くことで(米国の)攻撃を回避できるのであれば、ロシアはシリアとともに直ちにこの作業に着手する」と表明した。

 ケリー長官は同日、訪問先のロンドンでヘイグ英外相と会談した後、記者会見し、米国によるシリア攻撃を回避するためには、アサド大統領が来週までに化学兵器を国際社会に引き渡す必要があるとの考えを示した。一方、長官は、「アサド(大統領)はそうしないだろう」と述べ、攻撃の必要性を訴えてもいた



化学兵器放棄ならシリア攻撃回避…オバマ大統領
9月10日(火)12時9分配信
   オバマ

 オバマ米大統領は9日、シリアの化学兵器を国際的な管理下に置き、最終的に廃棄するロシアの提案について、「重要な事態の打開策となり得る」と述べて歓迎し、ロシアや他の国連安全保障理事会常任理事国との間で、早急に具体策を協議するようケリー国務長官らに指示したことを明らかにした。

 また、武力攻撃の準備は継続する考えを示しつつも、シリアが化学兵器の放棄に応じれば、軍事行動は行わないと明言した。

 化学兵器の国際管理案は、ロシアのラブロフ外相が9日、提案していた。9日は、休会中だった米議会が再開し、シリア攻撃の是非を巡る議論が本格化したが、リード上院院内総務(民主)は、大統領の発言を受け、目標としていた週内の採決にこだわらない考えを表明した



シリア、化学兵器国際管理のロシア提案受け入れ─外相=報道
9月10日(火)21時16分配信
   シリアの

シリアのムアレム外相は10日、米国による軍事介入を回避するため、化学兵器を国際管理下に置くとのロシアの提案を受け入れることを明らかにした。ロシアのインタファクス通信が報じた。

ムアレム外相は前日、ロシアのラブロフ外相と会談。インタファクス通信によると、同外相はロシアの下院議長に対し、「前日、ラブロフ外相と非常に実りある協議ができた。ラブロフ外相はそのなかで化学兵器に関するイニシアティブを提示、夕方にはわれわれはロシアの提案に合意した」と述べた。

ムアレム外相は、化学兵器を国際管理下に置けば米国による攻撃の根拠がなくなるため、ロシアの提案に合意したとしている

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