シリア・アラブ共和国
シリア・アラブ共和国、通称シリア。
「シリアの地理」
東地中海に面する一部を除いて、国土は隣国と地続きであり、北部ではトルコと、東部ではイラクと、南部ではヨルダンと、西部ではイスラエルやレバノンとそれぞれ国境を接している。
国土の内、西部の地中海湾岸部には平野が広がっていて、南部は肥沃な土地が広がっていて、国内の農業のほとんどをを負担している。北部は半乾燥地帯、中部はアンチレバノン山脈が連なり、山岳地帯が大半であるが、乾燥地帯の延長上には、アラビア半島に続くシリア砂漠がある。
国内最高峰は、ハーモン山(2,814m)。
国土面積は、約18,5万平方キロメートル。日本の約半分にあたる。水面積率は0,6%で、国土を北から南にユーフラテス川が、南から北にオロンテス川が流れている。
『人口は、2,082万人(2011年)。』
シリア内戦は、2011年のチュニジアのジャスミン革命の影響によってアラブ世界各地で起きた騒乱(アラブの春)の一つであるが、騒乱開始以来、2012年までに4万6千人が死亡し、このうち3万9千人が2012年に死亡したとされているが、国際連合により、2012年5月下旬の時点でもはや死者数の推計は不可能と判断されている。
2013年2月14日、国際人権高等弁務官事務所は、シリアでの死者数が7万人に迫っていると発表している。