旅行者の声
『シリアとバックパッカー』
バックパッカーの声を集めてみました。シリアを旅したほんの一部です。
バスでシリア入国。イミグレーションはたくさんの人で混んでいた。列に並ぶ習慣が無いので、我々日本人はイライラしていた。郷に入れば郷に従え、でオッサン達を押しのけた。
観光客にも人気の高級レストランに行った。豪華な内装の店で、久々に口に合う洋食を食った。 それでも200sp(\500) である。
なにやら人で賑わう店がある。アイス屋であった。有名店なのか、すごい人気だ。25spでバニラとストロベリーのミックスを試す。お兄ちゃんが餅みたいにアイスをこね、手でちぎってコーンに乗せた。美味い!あっさりした甘さで、アイスとジェラートの真ん中のような舌触り。シリアのアイス、ジェラート、生ジュースはどこでも高レベルだった。物価がヨルダンより安い。
ダイヤル式ロックを見て、おじさんは「10$で譲ってくれ」と数回言った。made in Japanの、ダイヤル式ロックはシリアでは手に入らないそうだ。中国製の南京錠しか無いらしい。それは日本のディスカウントショップで確か\398で購入した物だった。
面白そうな建物を見つけた。中に入るとプールだった。白人が数人泳いでいる。小さいプールで水は濁っていたが、この暑さの中、とても気持ち良さそうに見えた。値段を聞くと確か100SPだったと思う。宿に戻ると暑くて外に出る気になれなかった。そのときの気温は43℃、エジプトより暑く感じた。
教訓 シリアの人はみんなとってもやさしいが、例外は、タクシー運転手。事前にネットや地球の歩き方で調べたとおりだった。
アレッポにもキリスト教徒のシリア人が住んでいて、そのキリスト教徒が集まっているエリアで、ここだけは古いヨーロッパの街並みで、夜景もきれいで、旅行者には大人気。
キリスト教地区で有名な教会を探した。迷路のような路地を何度も同じ所を通った。キリスト教地区なので、酒屋発見!酒好き3人は、店先のテーブルで早速ビールを一気飲みである。場所柄、人前でアルコールを飲めた。
2013年04月08日現在、シリア全土に「退避を勧告します。渡航は延期してください」という外務省の危険情報が発出されている。これは2011年3月からのデモ隊と治安当局の衝突に付随する治安の悪化によるもの。また、この衝突の如何にかかわらず、イラク国境周辺についてはイラク国内の情勢が安定しないことから、依然危険な状態にある。