シリアの国歌・国花・国鳥
『song・flower・bird』
国歌
国家は、その国を象徴する歌のこと。各国の法律によって規定されるもの、国民の共通意識によって認識されるもの、歴史的に国歌として扱われているものなどがあり、一様ではない。国歌は不変の存在ではなく、政治体制によって、時代によって、改定が行われることもある。
『祖国を守る者たちよ』は、シリアの国歌。1938年に正式に採用された。
アラビア語版
حُـماةَ الـدِّيارِ عليكمْ سـلامْ أبَتْ أنْ تـذِلَّ النفـوسُ الكِرامْ
عَـرينُ العروبةِ بيتٌ حَـرام وعرشُ الشّموسِ حِمَىً لا يُضَامْ
ربوعُ الشّـآمِ بـروجُ العَـلا تُحاكي السّـماءَ بعـالي السَّـنا
فأرضٌ زهتْ بالشّموسِ الوِضَا سَـماءٌ لَعَمـرُكَ أو كالسَّـما
رفيـفُ الأماني وخَفـقُ الفؤادْ عـلى عَـلَمٍ ضَمَّ شَـمْلَ البلادْ
أما فيهِ منْ كُـلِّ عـينٍ سَـوادْ ومِـن دمِ كـلِّ شَـهيدٍ مِـدادْ؟
نفـوسٌ أبـاةٌ ومـاضٍ مجيـدْ وروحُ الأضاحي رقيبٌ عَـتيدْ
فمِـنّا الوليـدُ و مِـنّا الرّشـيدْ فلـمْ لا نَسُـودُ ولِمْ لا نشـيد؟
日本語(片仮名)表記
フマートゥッディヤーリ アライクムサラーム アバトゥ アントゥザッル ンヌフーサル キラーム
アリーヌル ウルーバトゥ バイトゥン ハラーム ワ アルシュッシュムースィ ヒマン ラー ユダーム
ルブーウッシャーミ ブルージュル ウラー トゥハーキッサマーア ビアーリッサナー
ファアルディン ザハトゥ ビッシュムースィル ウィダー サマーウン ラアムルカ アウ カッサマー
ラフィーフル アマーニ ワヒフクルフワードゥ アラー アラミダッマ シャムリル ビラード
アマー フィーヒ ミンクッリ アイニン サワードゥ ワ ミンダミクッリ シャヒーヂン ミダードゥ
ヌフースィン アバーティン ワ マーディンマジードゥ ワ ラウホゥル アダーヒー ラクィーブン アティードゥ
ファメンナル ワリードゥ ワメンナッラシードゥ ファリマ ラーナスードゥ ワ リマ ラーナシードゥ
日本語の訳
祖国を守る者たちよ あなた方に平安あれ
高貴(こうき)なる者たちは いやしめをこばみ
〔シリアは〕アラブの塞不可侵の館
星たちが取りまく玉座
征されざる聖域
〔あなたの〕大地はそびえ立つ高楼
かなたにかがやく天空にも似て
すんだ星たちがその大地を照らし
あなたは天空 あるいは天空のように
希望の光 胸の鼓動が
そのたったひとつの旗で、国々を統一させただろう
そこには黒きひとみ、そして、
殉じた者の血の色が
えがかれているのではないか
闘魂と 誉(ほま)れの歴史を持ち
殉じた者の魂こそ 屈強なる守護者
アル=ワリードもアッ=ラシードもわれらの仲間
われらこそ人々の上に立ち
この国を高く築こうではないか国花
国花
セイヨウスモモ
スモモの中ではもっとも重要な種とされ、栽培の歴史は古い。おそらくカスピ海沿岸が原産地であるとされている。
バラ科はどれも核果という果実をつける。
果実の色は黄、赤、緑などさまざまだが、もっともよくみられるのは青紫の品種である。
スモモの写真 国鳥
特になし