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シリアの医療

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  『知っておきたい医療事情


衛生・医療事情一般    シリアの病院

 
 シリアの大部分は高原地帯からなりますが、北西部の一部が地中海に接しているほか不毛のシリア砂漠が多くを占めています。

 気候は沿岸部の地中海性気候と内陸部の砂漠性気候に大別され、ダマスカスは後者に属します。11月から3月までは雨季にあたり、それ以外は乾季です。

 気温は、夏の日中は40℃以上まで上昇することがありますが、夜は20℃前後まで下がります。一方、冬には氷点下まで気温が下がり、ダマスカスでも積雪が見られるなど、年較差、日較差ともに大きいのが特徴です。

 水道水は一般的に飲用に支障がないとされていますが、強い硬水であること、また給水タンクの衛生状態が悪いことから、飲用には水道水を煮沸するか、あるいは市販のミネラルウオーターの使用が勧められます。

 シリアの医療水準は、ダマスカスなどの大きい都市ではある程度設備の整った病院があって比較的良いですが、日本や欧米並の高度で親切な医療は望めません。

 公立病院は無料ですが、衛生度やサービス面で見劣りしますので、私立病院にかかることをお勧めします。但し、私立病院の医療費は高額です。

 地方で病気になった時はなるべく早くダマスカスなどの大きい都市に来て病院にかかる必要があります。


病気になった場合(医療機関等)       地図2


◎ダマスカス
(1)Shami Hospital(シャーミー・ホスピタル)
所在地:Malki West Park, Damascus、新市街のマルキー地区にあります。
電話:(011)-3735090、3734960、ファックス:(011)-3732316
概要:シリアで随一の設備を誇ると言われる私立総合病院(100床)。救急外来があり、24時間対応可能。外国人、邦人がよく利用しています。

(2)French Hospital (フレンチ・ホスピタル)
所在地:Baghdad Street を越えてAl Manameh Street、新市街のカッサー地区のバブトゥーマ地区寄りにあります。
電話:(011) -444-0460~1、ファックス:(011)-442-8072
概要:1903年設立、カトリック修道女会運営の私立総合病院(100床)。正式名称はSt.Louis Hospital (セント・ルイス・ホスピタル)ですが、通称フレンチ・ホスピタルで通じます。24時間対応救急外来やICUもあります。建物は古いですが比較的清潔で、在留邦人によると修道女の看護師による看護の評判がいいようです。医師、看護師長は英語、仏語可能です。

(3)Italian Hospital(イタリアン・ホスピタル)
所在地:Talyani Street, Damascus、新市街のイタリアーニ地区にあります。
電話:(011)-3326030、3326031、ファックス:(011)-3326032
概要:ローマ・カトリック系母体の経営する古い私立総合病院(50床)で、24時間対応可能です。

(4)Dr. Manhal Yazji(ドクトール・ヤーズィ)(歯科医)
所在地:West Villas, Mezzeh, Damascus、西メッゼ地区にあります。
電話:(011)-6114488、携帯電話:093-236367
概要:夕方のみの診療で、予約が必要です。歯冠治療が得意で、外国人がよく利用しています。


○アレッポ(北部にあるシリア第二の都市)

(1)St. Louis Hospital(セント・ルイス・ホスピタル)
電話:(021) - 2229678、ファックス:(021) - 2252151
概要:カトリック系の私立総合病院で、アレッポ在住の国際機関職員や在留邦人が利用しています。セント・ルイス・ホスピタルという名称ですが、ダマスカスのフレンチ・ホスピタル(上記ダマスカス(2)参照)とは別の組織です。


○ホムス

(1)Al Kendi Hospital(アル・ケンディ・ホスピタル)
電話:(031) - 2482259、ファックス:(031) - 489516
概要:築十余年の総合病院(60床)で、施設はやや古く、院内にはアラビア語表記のみです。英語可能な医師はかならず在駐していますが、看護スタッフは英語不可とのことです。外科、脳外科、眼科、循環器科、産科婦人科など、各科の対応が可能で、ICUもあります。


その他の詳細情報入手先       医療3


WHO(国連世界保健機関)
所在地:ダマスカス市のシリア保健省内
担当者:Dr. Nazar Elfaki(ナザール・エルファキ)医師
電話:(011) -3329315、ファックス:(011) -3330289
概要:国連世界保健機関シリア支部の技官で、シリアの保健衛生事情や、鳥インフルエンザなどの情報に詳しいです。


現地語一口メモ(アラビア語)    シリアの医療


病院 マシュファ
医者 タビーブ
薬 ダワ
注射 ハクナ
頭痛 スダ
胸痛 アラム・サドゥル
腹痛 アラム・バトゥン
下痢 イスハール
発熱 フンマ
吐き気 ガサヤーン
咳 スアール
切り傷 ジルヘ
歯科医 タビーブ・アスナーン
歯痛 アラム・アスナーン
具合が悪い。 マリードゥ
病院に連れて行って下さい。 フズニ・イラー・マシュファ
私は頭が痛い。 インディ・スダ


政府軍
                        
 2013年06月10日現在、シリア全土に「退避を勧告します。渡航は延期してください」という外務省の危険情報が発出されている。これは2011年3月からのデモ隊と治安当局の衝突に付随する治安の悪化によるもの。また、この衝突の如何にかかわらず、イラク国境周辺についてはイラク国内の情勢が安定しないことから、依然危険な状態にある

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