2013・6/17
『アサド政権との関係断絶』
エジプト民間テレビCBCによると、同国(エジプト)のモルシ大統領は6月15日、カイロ市内で開かれた政治集会で演説し、アサド政権下のシリアとの関係について「関係を断つと決めた」と述べた。
ダマスカスにいる臨時代理大使を呼び戻すと同時に、シリア側の駐カイロ大使を退去させる方針という。
イスラム教シーア派の一派アラウィ派を中核にしたアサド政権は、国内で多数派のスンニ派勢力が加わる反体制派の弾圧を続けている。モルシ大統領はスンニ派のイスラム組織「ムスリム同胞団」出身で、アサド政権の対応を批判し続けてきた。
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Category: シリアの今