2013・7/5 ニュース
『近隣国 エジプト』
エジプトのモルシ大統領解任から一夜明けた4日、軍は、モルシ氏を引き続き拘束下に置いた上で、出身母体であるイスラム主義組織「ムスリム同胞団」幹部の一斉逮捕など徹底した弾圧に乗り出した。
「モルシ後」の暫定大統領には、軍が指名したアドリ・マンスール最高憲法裁判所長官が正式に就任し、大統領選実施などに当たる暫定政府の準備作業が始まった。
マンスール暫定大統領は4日、最高憲法裁で行われた就任式で、「エジプトの国家制度を維持し、国民の利益を守る」と語った。ロイター通信によると、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長が暫定首相に有力視されている。マンスール氏は、ムスリム同胞団に対しても「国づくりをともに行いたいなら歓迎する」と呼びかけ、国民融和路線を前面に打ち出した。
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