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2013・8/8 ニュース

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  『シリア難民、避けられぬ定住化=12万人超

  難民
 シリア内戦の出口が見えない中、周辺国への難民は増加の一途をたどり、年末には345万人に達すると見込まれている。

 国連による各国への資金拠出要請額は約52億ドル(約5000億円)と人道支援で過去最高に達し、既に「今世紀最悪の人道危機」と呼ばれ始めた。帰還のめどが立たない難民はキャンプでの定住化を余儀なくされている。
 
 シリアと国境を接するヨルダンのザアタリには最大のシリア難民キャンプがある

 砂漠地帯に2012年7月につくられ、大通りが南北2.5キロ、東西5キロに延び、見渡す限りにテントや仮設住宅が並ぶ。
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 現地で活動する日本のNGO「JEN(ジェン)」の佐々木弘志氏(27)は「今は気温が40度を超える。砂嵐が来れば、10メートル先も見えない」厳しい環境だと語る。それでも12万人以上が暮らし、ヨルダン国内で5番目の規模の「都市」に膨れ上がった

 国連機関や人道援助団体の尽力で、キャンプ内のインフラは徐々に確保されてきた。トイレや医療拠点が設けられ、ヨルダン人教師による小中学生向け授業も定着。サッカー場や子供の遊戯スペースも充実した。佐々木氏によれば、キャンプ住民の自治組織も立ち上がり、シリアで配管工だった人がトイレの詰まりを直すなど、それぞれの経験を生かした活動が広がりつつある

 佐々木氏は「住民主導で(キャンプの運営に)取り組んでもらうことで、シリアに帰った時の復興に役立ててもらえれば」と願う。だが、シリア内戦は国際社会の調停努力も実を結ばず、終結の兆しはない。キャンプでは毎週50人前後の子供が生まれており、難民の帰る場所がないまま、町として恒久化するのではないかという見方も出始めている。 

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